【ハムスター】 ハムスターをお迎えしよう!
こんばんは。
ハムスターをお迎えする前に、調べてくれた人に良いことがありますように、と、書いてみた記事です。
ハムスターを選ぶ際の参考になれば嬉しいです。
ハムスターが欲しい!
急に思い立つこともあるでしょうし、お誕生日や記念日に待ちに待ったお迎えをすることもあるでしょう。
お店で見て、いきなり「欲しい!」というのは避けてほしいのが本音ですが。
ハムスターは1~2年しか生きない生き物です。それで寿命を全うします。
なので、その間、充分なお世話をしてあげられるように勉強しましょう。
ハムスターの種類
ジャンガリアンハムスター:寿命1~2年。大人になっても手の平半分くらいのサイズのハムスター。
ハムスター初心者向けで、カラーがノーマル・ブルーサファイア・パールホワイト(スノーホワイト)というのが一般的です。
小さい分、ケージも小ぶりなもので大丈夫ですが、大きいケージにしてあげるのに越したことはありません。
ゴールデンハムスター:寿命2~3年。大人になると女性の手のひらいっぱいのサイズになります。そして、そのフォルムもジャンガリアンよりもネズミっぽい。
そのフォルムが受け入れられるかどうかで決めます。サイズが大きい分、知能が高いのか慣れるまでに時間がかかる分、慣れるとべた慣れになる子が多いです。
カラーはノーマル・キンクマが有名で、その他にクロクマや白黒などの色々な色があったり、長毛の子もいますので、マニアックなお店だと選ぶのがとても楽しいです。
体のサイズが大きいので、ケージもそれなりのサイズになります。きちんと身体に合わせたケージを購入してください。
ロボロフスキーハムスター:寿命1~2年。一番小さなハムスター。二頭身なのがかわいらしいです。
基本的には人に懐くことはないので、観賞用。たまに懐く子もいますが、それは特別です。
ハムスターの飼育できる数
ハムスターは単独生活する生き物です。
お店では何匹か一緒のケージに入ってますが、それはまだ子供だから。ちゃんとしたお店であれば、喧嘩などしているとケージを分けたりしています。
5匹来て、全員が喧嘩好きでケージを5個に分けるなんてのは、よくあることです。
ジャンガリアンとゴールデンは、家では絶対に1匹で飼いましょう。
ロボロフスキーだけは多頭飼いができるので挑戦してもいいかもしれないですね。
ハムスターのケージのサイズと、その中身と必要なもの。
それぞれの体に合ったサイズのケージで。
ケージの広さは、広ければ広いだけ良いです。おそらく、お子様の机の上に置くのでしょうが、小さなサイズのケージを買う方がたまにいます。が、絶対にお勧めしません。どうしてそれを商品化したのか、担当の方を問い詰めたいくらい個人的には嫌いです。
床面積が狭くても、2階建てならまぁ…なんとか、と思います。店員によっては2階建ても危ないので避ける人もいますが。
平屋建てで床面積の広いものがおススメです。
我が家で使っているのは、SANKOのルーミィで幅45センチ奥行き30センチほどのものです。
このサイズのものが置けないとおっしゃる方がいますが、それならば、生き物を飼うのはあきらめましょう。これくらいのスペースはいくらでも空けられるはずですし、本当に無理なのであれば、生き物を飼っている場合ではありません。
市販のケージを使うのが一般的ですが、水槽や衣装ケースを使って自作する方もいます。
(ユーチューバーの方で、自作のケージを紹介している人がいますが、超上級編で、素人が真似すると大変なことになります)
セットを買った場合には、中身のチェックもしてください。足りないものは買い足しましょう。
・ハウス:陶器・素焼きもの、木のものがあります。陶器・素焼きの場合、底があるものは毎日洗って、しっかりと乾かしてて戻してください。木の場合も毎日洗いますが、おしっこがどうしても染みてしまうのでカビが出る前に数か月で交換しましょう。
底の無いタイプのハウスであれば、毎日一度持ち上げて下になっていた床材をティッシュで取って捨てましょう。
・水飲み:お皿はダメです!溺れます。網にかけるタイプで飲み口がボールペンのようになっているものを使います。
・回し車:成長した体のサイズに合わせたものを選んでください。それを設置できるサイズのケージを選ぶといいでしょう。
・ごはん皿:正直洗い替えなども必要なので100均で小さなお皿を買ってくれば充分に使えます。おやつを入れたりするのにも便利ですよ。
・チップ(床材):安いチップは松を使っています。皮膚の弱い方やお子様には向かないのと、ハムスター自身がアレルギーがあるかもしれないので、できるだけ白樺・樺・ポプラ・紙・再生紙などのチップが良いでしょう。いくつか使ってみて、ご自分に合うものを選んであげてください。
白樺は幹を使っているので、花粉症の方でも使えます。
・トイレ:ケージのサイズに余裕がある場合にだけ使います。トイレは覚えますが、その他のところにもするので個人的には飾りかなと思っています。砂がチップと混ざって、掃除がしにくいというのもあります。
・砂浴び場:ハウスの中でおしっこをしちゃって、その上で普通に寝れる子の場合は体がおしっこまみれになってしまい、衛生的に良くないです。見た目にベタベタしてくるので、そうなる子の場合には、砂浴びができるようにすると良いでしょう。
しかし、ケージの中に砂浴び場を入れてしまうと、ケージ中に砂がこぼれ掃除をするのが面倒になります。おススメなのは、密閉容器の蓋に空気穴を何か所か空けて、お掃除のときにそこに5分くらい入れておくこと。それだけでも充分に身体を綺麗にすることができます。
・ヒーター:寒くなったら絶対に必要です。
床暖房の上に直接置くならば、良いとしてそれ以外の場所に置くならば、必ず寒い時期の前には準備してください。
ハムスターケージの床面積半分の大きさで十分です。床全部ヒーターになってしまうと、暑くなった時に逃げ場がないので、逃げる部分を作りましょう。
ちなみにハムスターの場合は、ヒーターを置いてその上にケージを置きます。
ケージの中に入れるタイプもありますが、ヒーターが小さくなってしまうのでお勧めしませんね。
・フード:ミックスフードかペレット(ドッグフードみたいなもの。総合栄養食)かはお店によって違います。今現在食べているものと同じものにしましょう。
フード、意外と高いと思うかもしれませんが、それしか食べないので安いものには切り替えないでください。「売ってるから大丈夫」ではないのです。食べるものによって寿命は変わります。
・おやつ:ドライフルーツと煮干しを買います。でも、好き嫌いがあるので、食べたり食べなかったりしますけどね。なので、お試しサイズの小さな袋から始めましょう。
ビスケットやハムスター用チュールなど、加工されているものは私はおススメしません。
必要なものについて一通り書きましたが、これをメモしてお迎えの時に揃えて店員に確認しながら揃えると良いでしょう。
ショップによっては、こだわりの用品などを案内してくれたりするので面白いですよ。
さて、元気なハムスターを選びましょう!ハムスターの選び方!
「ハムスターが欲しいので見せてください」
と、店員を呼びましょう。ここ大事です。
「ハムスター触らせて」とか言ってしまうと、見せてもらえませんし、ただただ触りたいだけの人だと思われてしまうので、「購入する意思がある」と表明することは大事。
そうすると、親切に説明してもらえます。
と、店員を呼んだらお目当ての子を見せてもらいましょう。
実際に出してもらうと、性格や表情がわかります。
手を入れると「ジージー」と鳴く子や、攻撃態勢(ひっくり返っておなかを見せる)をするような子はなるべく避けましょう。ただ、起こされて機嫌が悪い時もあるので店員に普段の様子を聞くのが良いでしょう。
小さな子が好みの方が多いのですが、身体がしっかりしている子の方が丈夫です。特に小さなお子様がいるおうちの場合は少し月齢が経った子の方が安心です。
選ぶと良いハムスター
・身体がしっかりしている
・小さなお子様がいるおうちは、月齢の経った子
・手を入れたときにパニックになったり、「ジージー」と鳴かない
・背中を撫でてみて、撫でさせてくれる
あとは、色と顔が好みならお迎えしましょう。
間違えても、「かわいそうだから」といって、ケガをしている子を選ばないように。
また、ケガをしている子を気が付いても販売するようなお店からはお迎えしないほうが良いでしょう。
初めてハムスターを飼うのであれば、そのあたりも店員に伝えます。
時間があるときであれば、親切に教えてくれるでしょう。そういうところは、困ったことでも相談に乗ってくれますよ。
それでは、良いハムスターと出会えますように♪